猫に限った話ではないのかもしれませんが。
動物って、人間で言うところの第6感のようなものを持っているというのは、よく聞く話ですよね。
昔、その第6感の鋭い人とお話しているときに聞いたお話です。
「最近、うちの兄猫が私の胸の上で寝るんですよね~。
最初は重かったんだけど、もうなれちゃいました~^^」
なんて愛猫話をしたところ、その人は言いました。
「猫がそんな場所で眠るときは、飼い主を守ろうとしているときなんだよ。」
と。
その人のお話では、
人の魂が出入りするところを猫が身を挺して塞ぎ、守ってくれているんだとか。
悪いものが入ってきそうなときとか、本人が出て行ってしまいそうなときとか、
そういうことなんだと思うんですが。
そういえば、私がひどく落ち込んでいるときによく胸の上で寝ているような。
それを聞いたのが、もう何年も前のお話だったんですが、
先週あたり、久しぶりに愛猫が胸の上で2日連続して寝ていました。
とくに落ち込むこともなく過ごしていたので、なんだろうな~?と思っていたら、
起きてすぐ届いたメールが、遠く離れたところに住む祖母の訃報でした。
偶然かもしれませんが、もしかしたらおばあちゃんが知らせにきてくれたのかなと思いました。
猫は「猫又」というおばけになるとか言われますが、
それは、酷い扱いをされた猫がなるおばけなんだそうです。
猫は犬に負けないほど義理がたく、
大切にしてくれた人のことはいつまでも守ろうとするんだそうです。
身代わりになることも厭わないくらい。
身代わりになってほしいとは思わないけれど、
そんないじらしい猫という動物がいとしくてたまらない今日この頃です。
おばあちゃん、会いに行けなくてごめんね。
知らせてくれてありがとう。
私の自慢のおばあちゃんだったよ。
愛してる。