一緒に暮らしていると、
猫それぞれの感情表現があることに気付く。
人間に個性があるように、猫にも猫それぞれ、個性がある。
それはあくまで、猫という枠内での印象。
だけど、そんな猫の枠を超えて、
猫は人が思う以上に気持ちを素直に、そして、めいっぱい表現しています。
急性腎不全で入院した兄猫が退院して帰って来たとき、
爪を研ぎながらゴロゴロ言っている姿を見たとき、
「うれしい」という表現の、彼の中の最上級を感じました。
猫は声で訴えかけたりもするけれど、
彼らの最大の感情表現は、言葉ではない。
入院中に面会に行った時も、
日頃から甘えん坊ではあったものの、
初めて、私の脇におでこを押し付けてゴロゴロ言っていました。
「帰りたいよう」って泣いているように見えました。
解釈は飼い主の主観かもしれないけれど、
伝わってくるものは真実な気がします。
こんなことを書いていて、ふと思ったのは、
人間だって、感情表現は言葉じゃない・・・ってこと。
言わなきゃ伝わらないことがいっぱいあるけれど、
想う気持ちがまっすぐなら、きっと伝わる。
そんな気がします^^