「猫の首に鈴をつける」
聞いたことのある言葉だと思います。
元はイソップ寓話なんだそうですね。
ネズミが自分たちの身を守るために、音もなく忍び寄る猫に鈴を付けようということになるのですが、誰もそれを実行しようとするネズミはいなかった・・・だったかな?
もともと、肉食で自分より大きな動物を狙うことのない猫は、
穀物庫の番猫として人間の良いパートナーとして生きて来た歴史があります。
それに、人間の比較にならないほどの聴力をもっているため、
鈴は猫にとってストレスだという話もあります。
もっともですね。
人間の都合ですが、
私は鈴があって良かった、と思ったこともあります。
可愛いから、とかではなく、
愛する我が猫を見つけ出すことができたからです。
我が家の猫は、おしゃべりでよく鳴いてくれる猫じゃない分、
かすかにでも鈴の音が響いてくれることで、
その所在を知ることができるというメリット。
脱走した日がまさにそうでした。
災害が起きたとき、
おそらく我が家の弟猫は鈴も鳴らないくらい固まってしまう可能性がとても高い子です。
それでも、この子の場合、本猫が鳴く確率よりも鈴が鳴る確率の方が高そうだな、と思います。
実家の猫は外に出かける自由にゃんだったので鈴は付けませんでした。
外には強い野良ニャンもいる環境だったので^^;
いろいろ飼い主さんの考え方にもよりますが、
鈴付きにもいいことがあります。
我が家のニャンコさんたちは、鈴の音を嫌がることもありませんが、
本当はどう思っているんでしょう。
気になるところです。